年に2回、合宿と称して2週間程のツーリングを行います。(自由参加) それなりの自転車・装備品が必要です。 ここではその簡単な解説と選び方を説明していきます。
入ってしばらくは自転車・装備品の貸し出しを行うので、一度に揃えなくても大丈夫。また、買いに行く時は先輩と一緒に行くので安心。
初期費用(目安)
オススメの装備品 とりあえずこれ買っとけば間違いない。というものを独断と偏見で挙げて行きます。
SUCC的自転車の選び方 合宿は主に、自転車にキャリアとサイドバッグをつけたスタイルで行っています。 ですから合宿に参加したい人は、合宿までにキャリアがつけられる自転車を用意しなければなりません。 合宿には行かない予定の人は、キャリアがつけられない自転車でも大丈夫です。
スポーツバイクは大きく分けてこ5つに分けられる.....と思う。 傾向として、ツーリング系のもの、エントリーグレードのものほど、キャリアなどを取り付ける「ダボ穴」があります。 競技志向の強いもの、グレードの高いものほど、ダボ穴がないです。 ・ロードバイク 舗装路を走るのが目的の競技用自転車。 金属フレームでエントリーグレードだと、ダボ穴もあったりするので合宿もいけます。 重装備になる合宿は年2回、2週間ずつの短い期間しかありませんから、ロードでもいいと思います。 ・クロスバイク ロードとMTBの中間のバイク。ハンドルは一直線。 ロードより楽な姿勢なので街乗りから気軽に乗れます。 ロードより頑丈で、少し太いタイヤが履ける。 エントリーモデルがロードより安く、安いモデルでも充分合宿に行けるのでおすすめ。 ・シクロクロス車 泥や砂地のコースを周回するシクロクロスという競技用のバイク。 エントリーグレードやのものや、ツーリング系のものはダボ穴があります。 ・グラベルロード など 近年聞くようになったグラベルロード、アドベンチャーロード、オールロードなどという、舗装路に加え軽いオフロードも走れるというコンセプトのバイク。 旅にも向くので、おすすめです。 シクロクロス車との違いが曖昧ですが、シクロクロス車は競技用、グラベルロードはツーリング向けなので、シクロクロス車よりはグラベルロードがおすすめ。 ・マウンテンバイク(MTB) オフロード用の自転車。だけど、スリックタイヤにすれば舗装路も割とすいすい行けます。頑丈なので、これもおすすめ。 SUCCでは山好きの人達がオフロードを走る「山サイ(山岳サイクリング)」というイベントをプライベートで企画する事があるから、それに行きたければコレ。 ・リカンベント(Recumbent Bike) 仰向けに寝そべって乗る自転車。空気抵抗が小さい。 登りはアップライト(リカンベントに対し、一般の自転車)より遅くなるけど、平地は普通に走れます。下りはアップライトより速いです。 車高によって大別されるハイレーサー、ミッドレーサー、ローレーサーと、3輪のトライクなどがあります。 フレームによって割と輪行できます。 ・ハイレーサー 車高が高く、前後のホイール径が700cや26インチなどのもの。 ツーリング志向のものもあり、合宿もいけます。 身長とフレームの形によっては足つきが悪いので注意。 ・ミッドレーサー リアが700cや26インチで、フロントが小径だったり、前後小径のもの。 ハイレーサー同様ツーリング志向のものもあるのでおすすめ。足つきが良いです。 ・ローレーサー 車高がとても低いもの。カウル無しでは最も空気抵抗が小さいでしょう。 景色は楽しみにくいと思います。金属フレームならキャリアをつけられるかもしれませんが、合宿にはおすすめしません。 ・リカンベント・トライク(Recumbent trike) 3輪のリカンベント。車高は低い。坂でどんなに遅くてもゆっくり安定して登れます。 景色を楽しみにくいと思うので、合宿にはおすすめしません。 折りたたみできるものもあるので、それだと輪行もやりやすいでしょう。 ・ロングホイールベース(LWB)リカンベント 長距離の直線の平地を走るのに適した自転車。高速域で安定する。 低速ではふらつきやすいので、登坂は苦手だと思います。 キャリアはつけられれば合宿も行けるかもしれませんが、より後ろ荷重になるので厳しいでしょう。 輪行はフォークを抜けばできるかもしれません。 ・ベロモービル(Velomobile) カウルで覆われた自転車。日常・競技用。3輪以上のもの。個人でも買えます。 荷物も結構積めたりするので、合宿も行けるかも。 購入するなら旋回半径の小さいものがおすすめ。 ・ストリームライナー(Streamliner) カウルで覆われた自転車。競技志向が強く、2輪となる。 人力で世界最速を競う「ワールド・ヒューマン・パワード・スピード・チャレンジ(WHPSC)」などで使ったりします。 下に穴があって足をつけられる、日常的に走れるものもありますが、合宿にはおすすめしません。 ⚫ブレーキがディスクブレーキの場合、ディスクブレーキキャリパーの位置によっては、リアキャリアと干渉するので注意です。 ①チェーンステーにマウントしてる場合 干渉しないでしょう。できればこのタイプのフレームを買うと良いです。 ②シートステーにマウントしてる場合 普通のキャリアだとキャリパーに干渉するかもしれません。 競技志向の強いものほどシートステーにマウント、ツーリング系のものほどチェーンステーにマウントしている傾向があります。 普通のキャリアがつかない場合、
ディスクブレーキ対応のキャリアでもとりあえず普通に使えますが、比較的折れやすいです。つい荷物を載せすぎるとそのうち折れることがあるので、載せすぎないようにしましょう。 SUCCではシクロクロス車、ロード、クロス、ツーリング車に乗る人が多いです。 自分で選ぶときは自転車屋さんで「キャリアは付けられますか?」と聞きましょう。ダボ穴が無いと非常に付けにくいですし、結局耐荷重の少ないキャリアしかつけられなかったりします。 |